こんにちは。 新しい販促商材を常に提案し続ける営業マン 西井です。
今回は先日読んだ『いつもの仕事が倍速で進む 活脳スイッチ』の簡単な内容をご紹介したいと思います。
著者は西多 昌規(にしだ まさき)さんです。
精神科医。早稲田大学スポーツ科学学術院准教授。
スポーツと睡眠、精神機能について研究をされているそうです。
本書は脳科学によって能力を引き出す方法が紹介されています。
集中力や記憶力、発想力、やる気などの能力は脳の使い方次第で最大限に引き出すことができるそうです。
脳をうまく使いこなすには「脳内物質の分泌」がポイントになります。
例えば、「やる気やモチベーションを高めるにはドーパミン」「イライラや不安を解消してストレスに負けないためにはセロトニン」「脳回路のつながりをよくし、アイディアを生み出すためにはアセチルコリン」といったように、脳内物質をいかに効率よく分泌出来るかが、その人の能力発揮に大きな影響をもたらすそうです。
脳内物質を分泌させて、脳のパフォーマンスを最大限に引き出すための「脳科学にもとづいたテクニック」が紹介されてあります。
やる気アップ、発想力アップ、集中力アップ、記憶力アップなど、目的に合ったメニューを選ぶことにより、脳の力を引き出します。
本書では125ものメニューが掲載されており、その目的に合ったメニューを選択することにより、能力を発揮することが目的です。
ここで、その125のメニューの中からいくつか挙げてみたいと思います。
・少し頑張れば手が届く「ストレッチ目標」を設定する。
・マンネリ気味の仕事の中に「チャレンジ要素」を50%加える。
・作業は「キリの悪いところ」で終わらせる。
・「期間限定引きこもり」で脳を回復させる。
・日中、イライラしたら呼吸を歩行をスローにする。
・勉強したことの3~4割を忘れかけた頃におさらいする。
125のメニュー全て上げることはできませんし、それぞれの内容を細かく述べるまでは止めておきます。
誰にでも気軽に実践できるテクニックばかりです。
脳内物質をその用途に合わせて上手く分泌させ、より効果的に能力を最大限発揮させていけたらいいと思います。
なかなか普段気づかない内容が書かれています。オススメですよ。