画素とかピクセルとかって何!?
デジタルの発展に伴い「画素」や「ピクセル」という概念が生まれ、その画質を表す単位として用いられています。どちらもほとんど同じ意味ですが、テレビやデジタルカメラなどの液晶の世界では「画素」という単位で、プリンターの世界では「ピクセル」と表現します。
色を表現する仕組みとは?
色はR(RED)、G(Green)、B(Blue)の3原色を混ぜ合わせて、様々な色を表現します。液晶モニターの場合は、R・G・Bのドット状フィルムにバックライトを当てて、液晶とトランジスタ回路で光の透過を制御します。
図は全ての色を透過した場合にどんな色になるか、です。例えば3色全てを透過したところはホワイト、レッドとグリーンの場合はイエローという具合です。どれも透過させない場合がブラックです。
1画素(ピクセル)とは?
画素やピクセルは「色情報の持つ最小単位の点」で定義されます。ここの考え方は1つの色を表現できる3個のドット(R・G・B)が1画素(ピクセル)です。
更に詳しく言えば「色調」や「階調」も含まれます。R・G・Bの3原色で表される色のトーンや明るさ、濃淡のことを色調と呼びます。3原色の混ぜ合わせ具合を階調といいます。これらを合わせたものが画素(ピクセル)となります。
デジタルサイネージと”画素”の注意点
デジタルサイネージモニターの場合、仕様書などを見ると「解像度1080×1920」などと記載されています。解像度とは画素の概念から色を排除したもの、という考え方です。よってドットの数といえます。
サイネージでコンテンツを流す際に注意いただきたいのが、その解像度です。大きすぎるとモニター側が受け付けず、正常にコンテンツが流れません。また小さすぎても然りです。
デジタルサイネージの場合は解像度をぴったり合わせてやることで、適正な放映ができると考えて下さい。