こんにちは。
先週金曜は未来に、土曜は古代に思いを馳せてたディレクターのヒサノブです。
まずは金曜の夜。
テレビを観ていたら、エリザベス女王工学賞を受賞された寺西信一さんという方が出演されてまして、デジタルイメージセンサーという技術革命がどれだけ凄いことか?ということを他の出演者とともに議論していました。
仕事で映像に関わる僕からすると、何とお世話になりっぱなしの技術なんだ!と感慨にふけるとともに、ヘェ〜と、逐一唸りながら観てました。
ボタンを押せば映像が撮れる。
この普段疑うことも、疑問に思う事もない当たり前の事の、裏側と出会った時、僕はとても感動します。
その裏側モードはキリがないんで、ほどほどにするよう要注意なのですが…
そしてイメージセンサーの話題は、AIやシンギュラリティ(技術的特異点)の話題になり、やれ囲碁で人間が負けただ、やれAIに人の仕事が奪われるなど、一通り聞いたことある話が続き、何だかつまんねーな、と思っていたら、話は急に刺激的になりました。
話は最先端の未来から、五億数千年前のカンブリア期の話へ。
そう、カンブリア爆発です。
カンブリア爆発とは、五億数千年前の地球で、わずか数十種類しかいなかった生物が一気に1万種程に爆発的に増えた出来事のことです。
ではそれはなぜ起こったのか?
それは生物が『眼』を獲得したからだ!という一説をゲストの方が紹介されてました。『眼』の存在が、生物の多様化を急激に進めた、と。
そして、寺西さんの『デジタルイメージセンサー』は、まさにAIにおける『眼』に相当するんだ。と言われてました。
『眼』を手にしてはじめてAIは、学ぶこと(ディープラーニング)を覚え、そして爆発的な多様化の進化を始めるんだと。
まじすか・・・
おもしろい・・・
なんて金曜の夜、時代を大きくふれながら未来に思いを馳せました。
そして翌日、会社の瀬戸内海BBQツアーでした。
島でまずはBBQ用の火起こし。
が、なかなか出来ず、空気がどうとか、組み方がどうとか、葉っぱや枝や木なんか使ってあれやこれや。試行錯誤しながらようやっと炭に火が通りました。
こりゃまさにディープラーニングですな、と古代に思いを馳せつつ肉をたいらげ、
ふと横をみると、一緒に参加してた子供たちがイメージセンサー片手にキャッキャと遊んでました。
ふーむ、となかなか楽しい週末でした!
それではまた。