はやいもので前回のWeb広告コンサルタント養成講座から1ヶ月が経っていました。
相変わらず新幹線の中でパソコンを開くと乗り物酔いで瀕死になっています。
昔から乗り物に乗っている最中は作業ができなかったのですが、
学生の頃にバスの中で本を読んでみたりと克服に務めていました。
が、克服には至りませんでした。
ガラケーの時はある程度画面を見なくてもメールが打てたのですが、スマートフォンになってからは視覚+両手が空いていないと操作できませんね。
さて、今回の主な講義内容はふたつ。
①Yahoo!プロモーション広告について
②運用改善戦略
です。
YDN、GDNはご存知でしょうか?
検索広告は名前のままだから、わかる。
ディスプレイ広告もわかりやすい。
しかしアルファベットが続くと途端に弱くなります。
今回もぼんやり、「Yahoo!の画像の広告だろ」「Googleのホームページやアプリに出てくる方の広告だろ」という認識だったのできりっと理解してきました。
YDN…ヤフーディスプレイアドネットワーク
GDN…Googleディスプレイネットワーク
実は同じ「●DN」でもディスプレイアドネットワークとディスプレイネットワークの違いがあったそうです。
大きなくくりとしては、広告枠のあるサイトに画像・テキスト・動画の広告を配信する機能として同じです。
YDN=GDNと判断すると間違いなくコケる。
しかしながら、GoogleとYahooでは利用者の数も使うユーザーのタイプも違います。
検索結果画面も当然違います。
上がGoogleの検索結果、下がYahooの検索結果です。
(噂ではGoogleの右サイドの広告がでなくなったようです。本当に出ていません…)
広告のデザインも違えば、表示数も違います。
そのため、YDNとGDNでは
表示回数(インプレッション)はYDNが圧勝
しかし、なぜかクリック数はGDNの方が多いそうです。
検索結果のデザインの違いとか、YDNは露出の母数が多いからだと言われていました。
そもそもYDNのほうがクリック率が悪いので
YDNでものすごくクリック率が悪いからといって落ち込むことはないようです。
0.03%が標準くらいのようです。
予算に余裕があってこのくらいならもっと上を狙ってもいいでしょうし、
予算を大幅にオーバーしていて0.5%を保持しているなら多少下げても問題ないということですね。
数字を見て読み解く力
前半はYahooプロモーション広告の運用の心構え、
必要な知識、ワークではありましたが
後半はがっつりと数字とにらめっこです。
物理化学の理数の勉強をしてきた私でもぎょっとするくらい数字でした。
しかし、一番学んだのは
人間、データがあるとつい見たくなる。
ということ。
世の中にはまだまだ数字で判断できる状態ではない広告も多くあるそうです。
月に1件や2件のCVでは数字なんてあてにならない、
まずはコアな見込み客を確実に獲得していくべきだそうです。
パン屋を始めてまだパンも売れないのに、サンドイッチに興味がある人も呼びこもう!
ではないでしょ?ということです…。
[
パンが売れないから、
サンドイッチが好きな人にまで範囲を伸ばせばパンが売れるのでは?
と考えがちな、私にとっては目からうろこでした。
ターゲットを無意味に広げることにより、
看板(Web広告)に「パン・サンドイッチ!」と記載をし、
「パン」と「サンドイッチ」の2つの場所に看板を立てるので
露出数が増える=予算の消費がはやくなる。
しかし、実際に訪れた人は「サンドイッチないじゃん」と
品揃え(コンテンツ)と看板の違いに帰ってしまうという悪循環。
確かに、むやみやたらに他のユーザーにまで手を伸ばすものではないですね…。
まずは自分のコアユーザーを獲得できるようになってから、数値を見ようということらしいです。
ほかにも…
目標の数値を決めずにむやみに数字を変更しない。
目標CPAを下回っていたら単価を上げて、露出をあげよう、など実際に運用していくテクニックを紹介していただきました。
もちろんクライアントの予算だとか、紹介する商材によって値の動かし方は変えていく必要がありますがとても参考になりました。
また来月もあるので、まだまだ吸収してきます。
ゴジラ