こんばんは。
今回も土井英司さんのCDをご紹介します。
エリエスブランド人フォーラム2009
「愛され続けるブランド人の秘密」
土井英司さん、中谷彰宏(なかたに・あきひろ)さん、浅野ヨシオ(あさの・よしお)さんによるパネルディスカッションをおさめたCDです。
2009年収録とのことですが、それは、2018年の今聞いても全く古びた感じもせず、かといってこのディスカッションが例えば1990年代に行われたと言われても何の違和感もないような、つまり普遍的で面白くて大切なことが、活き活きと語られている内容でした。
冒頭のプロUFOキャッチャー土井英司さんのぬいぐるみを取るコツ話から始まり、モテ論、出版論、編集者との付き合い方など、話題は伸び伸びと広がりぎゅーっと凝縮し、ずんずん転がり、あっという間に2時間程の内容を聞き終えてしまいました。
中でも僕がうーんと唸ったのは、
土井さんの、
「なぜ、何冊も本を出しながらネタ切れしないのか?」
との質問に中谷さんが答えた場面。
「今目の前にたった一人いる人とのキャッチボールだから。
その人の課題、その人の悩みに全て答えていってるだけだから、相手からドンドンでてくるから」
とのこと。
不特定多数の人に向けて本は書かない。
目の前の一人に向かって本を書いてる感覚を大切にしている。
と言われる中谷さんがベストセラーを数多く残している事実。
これは、僕らの仕事にも当てはまる、とっても大事な感覚だと思いました。
やるべきことは全て、お客さんがドンドン与えてくれる。
手間暇かかる大切なことを見失うと効率は何をしても悪くなるだけ
こんなパラドックスがとっても面白いんです!
冒頭の土井さんのUFOキャッチャーの極意が身にしみます。
「プロは一発目で摂りにいかない」