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映画「こどもつかい」見てきました!

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こんばんは。
お客様に共感し寄り添うデザイナー…
になるため、日夜DTP一本で邁進している岡山の制作、藤田です。

夏が来て暑い日が続く中、同僚の宇垣さんと一緒に観に行ったのが
今「CMが怖い!」と話題の「こどもつかい」。
怖い映画は苦手ではありつつ、怖いもの見たさでついつい見てしまうものの、
映画館で見るのは初めてだったので期待半分、怯え半分で観に行きました。

ちなみに「こどもつかい」とは、あの有名なホラー映画「呪怨」を
生み出した清水崇監督の作品。
海外のホラーのような常に迫りくるパニック感とはまた違った、
じっくり這い寄るようなホラーは涼しさを感じつつも、
どこかじっとりとした恐怖心を与えてくれます。
ちなみに出てくる幽霊もなかなかに怖いので直視できません。

そんなこどもつかいのご紹介!
…をしたいところなのですが、まだ公開中なのでネタバレは控えて、
ホラー独特の世界観、デザインなど、
日ごろ制作しているホラー系統のチラシ(時期的に自然と多くなってくる)
の参考にもなりそうな、デザイナーとしての自分が気になったところを少しだけご紹介!

1.導入シーンの世界観

詳しい内容は控えますが、まず最初に登場するのが
夕方(といってもまだ明るい時間帯?)のアパートの一室。
パッとみてこもっていて暑そうだな…と感じさせる部屋の雰囲気と、
カーテンでうっすら光を遮られた室内にどこか不穏な雰囲気を感じます。

いままでホラーの雰囲気は「黒」「赤」「青」などの色で構成されている
イメージがあるのですが、この部屋のシーンは、
カーテンをすり抜けて自然に入ってきた、ありふれた夕日の光の「黄色」を
その場にいる人物の心情と同調させて、不気味に表現したシーンだと思いました。
特に暗転するわけでもなく、何かが迫りくるわけでもないのですが、
人間の激しい心情、日常からの転落という意味で、リアルな恐怖シーンでした。
(映画を見ないとわからないんですが、ストーリー含め
このシーンは本当に昼間なのに怖いんです…)

ちなみにこの黄色の恐怖は、この映画では場所を変えて
いろんなシーンで出てきます。
時には電灯のオレンジ色だったり、外から差し込む光だったりするのですが、
どのシーンでも優しい色であるにもかかわらず、
容赦なく恐怖シーンが連続するので油断なりません。


明るいデザインをホラーのチラシに落とし込むにはどうしたらいいだろう…と
正直悩むところですが、ホラーなら黒!赤!青!とわかりやすい色で
決まり切っていたデザインに、明るくも不気味なデザインは、
珍しさで逆に目を引くものになりそうな気もしますね!
使いどころは限られそうですが…
※こどもつかい自体のポスターは暗いです。

2.場面による色の移り変わり

※ホラー注意!
youtu.be

前述の導入シーンもそうですが、改めて予告映像を見ていても
時間の移り変わりも含め、シーンごとによく色が変わります。
セピアとまではいかないものの、うすぼけたような色、
怪しげな空間のピンク、非現実的な世界観の黄緑と、
現実の世界観での色と明るさの変化は、
少しメルヘンチックのようにも思えます。


チラシなどでも一枚の中に複数の雰囲気を併せ持ったデザインはありますが、
その雰囲気の違いに手っ取り早く差異をつけるのに色は効果的です。
色で温度を表せるように、雰囲気の明るさ、暗さも色で表すことができます。
ホラーをテーマとしたチラシにたくさんの色を用いるのはなかなか難しそうですが、
カラフルなデザインのホラーなチラシ…デザインの幅は確実に広がりそうです。

3.登場人物の加工

幽霊といえば青白い顔、見開かれた目…
いままで実際にデザインしたものもそうですが、
やはり元から色素の薄いものが多かったです。

子供使いに出てくるのはもちろん、例にもれず青白い肌の幽霊なのですが…
注目したいのが、幽霊と対する主人公たち。
もちろんホラー系統のチラシのメインになるのは幽霊たちです。
しかし、傍らに恐怖する主人公、幽霊の被害者たちの存在を加えることで、
より鮮明にその雰囲気が構築されます。

生身の人間をあえて青白くするのではなく、
その人物の肌の色味、温度に合わせて幽霊を加工するのも
また一つの表現方法なのかもしれないですね。



今までいろんなチラシを作ってきて感じたのは、
やっぱり内容を知っていないとそのチラシの表現に差ができてしまうということです。
ホラーでも、バックストーリーに悲しい話があるなら、その側面もちらつかせ、
ただ怖いという表現だけではなく、その内容を知っている人だからこそ気づける、
共感できるようなチラシが作れたときが、一番いいチラシを作れたなと思える気がします。

デザインだけでなく、お客様との会話の一つにもなるので、
これからも定期的に映画を見に行きたいです!



ここから少しだけ映画の感想。
ネタバレはしていませんがこれから見る人はちょっと注意!





この映画は、CMで見たようなホラーが強い!
…というわけでも決してなく、
だからといってホラーが好きな私から見ても十分怖い!
とにかくびっくり!幽霊も怖い!人間も怖い!生活音すら怖い!
子供もタッキー(主演)も怖い!という感じでした。

CMや予告ではあまり語られていませんが、主となっているのは
「子供に対する親、大人の虐待」です。
涙腺が緩くなった私が若干じんわりと来たのはやっぱりそのシーン。
といってもそんなにたくさん出てくるわけではなく、
虐待をにおわせるだけ…というのもあったのですが、
見ていて心が痛くなる、しんどい…といった内容です。

幽霊はもちろん怖いのですが、その過去やそうなった理由を知ってしまうと
また違った目線で楽しめる作品だと思います。
終わりまでじっとりとした雰囲気が楽しめたのも魅力的でした。
ぜひ見ていない方にもおすすめしたいです!

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