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ジョリー東宝派、映画「メッセージ」へ、ひとときの浮気

  1. プロローグ ~ジョリーの浮気~
  2. 映画「メッセージ」へ
  3. 忘却のモチベーション
  4. 御都合の真実
  5. ストイックな謎の生物
  6. 『時』についての演出
  7. ただいまジョリー

プロローグ ~ジョリーの浮気~

こんにちは。
グーグルストリートビュー認定フォトグラファーのヒサノブです。
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昨日、公開初日の映画「メッセージ」を鑑賞してきました。


映画を観てブログに感想を書け!とのミッションを会社から告げられ、岡山の映画館を検索してみたところ、
真っ先に興味を引いたのが「メッセージ」でした。
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ガブリエル・バンサンさんの「たまご」のビジュアルを想起させる物体のビジュアル。
ツルツルではない、深みのある(どこか既に憂いのある)佇まいが、それだけでイメージを刺激され、“面白そうさ”満点です。
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ちなみに岡山の映画館では、僕はだんとつジョリー東宝派です。
誰かに「最近何か面白い映画ない?」と聞かれたら迷わずジョリー東宝でしかやっていない映画をわざわざ調べてその映画を伝えます(笑)
どこでも観れる“映画”よりそこでしか味わえない“映画館”を観て欲しい、味わって欲しいからです。ただ今回は、しょうが無しに、魔が差したってことで浮気します。

映画「メッセージ」へ

さて、本題です。
映画「メッセージ」。

こっからネタバレ含みますので、ジョリー東宝派以外の方は読まない方が良いかもです。

この映画は、原作ありのSF映画で、ある日、地球上の各地に(映画マーケティング的に攻めたいところw)謎の物体(『のちに殻と名付けられる』)が12体出現し、人々が驚き、どよめき、あわて、ふためき、怒鳴って、泣いて、笑って、ほくそ笑んで、ドキドキして…すっとこどっこいって感じでしょうか?
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テーマは『時』らしいです。
冒頭、ファーストシーンの湖畔のほとりの洒落た家(窓辺にワイングラスなんか置いちゃって、ふふ、ラストシーンでちゃっかりもっかい出てきます)で、
『「時」が流れから解放されたら』的なことを言ってましたので。

忘却のモチベーション

まず、全体的に感じたのが、
「モチベーション」の低さです。
僕の受け取り方の問題かも知れませんが、
主人公のモチベ。、よーわからんかったです。
脚本が、時をいじることに熱心になり過ぎて、モチベおろそかにしたんかな?とか思ってしまいました。
すみません。
そもそも彼女の『殻』へのコミットは、言語学者の探求心なんでしょうか?
まず、『殻』へ乗り込むシーン、『殻』の中での丸腰アピールシーン、そして謎の生命体とのガチ対峙シーン。
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いや、どれも緊張感抜群で、とても面白かったんです。
ただ、だからこそ、その映像でしか表現できない映画美に引っ張られて、彼女の動機は疎かになってしまったんかな?と思いました。

御都合の真実

もひとつ言わせてもらうとすれば、
謎の生命体とのガチ対峙シーン。

あそこで、謎の言語が突如テロップで訳されるんです!!!!!!!!!!!

うそーーーーーーーーーーーーーーーーん。


今までのやり取りなんじゃったんすかwwwww
そこ訳すんすかwwwwwwwww

さらっとえらい御都合主義ぶっこんできたな。
って頭ではゲンナリしながら、なんか揺らぎまくりトランス映像に体と心は喜んでおりました。

ストイックな謎の生物

んー、実は言いたいことまだまだあるんです。
(というか指定の字数に足りないんですw)

僕はね、ずっと待ってました。

謎の生物が吐き出す墨らしきものが、漢字になるのを!
5歩程度譲ってアルファベットでもいいすけど。

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謎の生物は最後まで自分の文字を吐き出し続けました。
ある意味、頑な、ストイックで素晴らしいとも思いますが、
ちょっとはこっちに歩み寄ってもえんじゃないすかね?
もしくは謎の生物が頑固な書道家気質で、己の生き方一歩も引かないスタイルなんですかね。

墨っぽいのは、明らかに書道を誘ってると思います。
何となくアートっぽい、それっぽい着物の書道家連れてきて、
エイヤ!っと円を書かして、恥かかす!ぐらいの演出あっても良かったかもです。

『時』についての演出

さて、テーマの『時』について。

そもそも映画は『時』を操作する芸術です。
映画のモンタージュってのは、時の操作そのものです。

その『時』の表現として、『メッセージ』は、
“過去っぽい未来の映像”をちょいちょい挟んできます。
ほんで、謎の生物は3000年後から来たらしいです。
(もしくは3000年後が見えてる)

しつこいですけど…
そんな映画の核になる情報を、この映画は
翻訳テロップで
さらっと表現したんすよ…
もう台無し…

例えば僕の好きなSF映画に『ラ・ジュテ』って映画があります。

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この映画では、『時』に関するシーンで、
未来人(もしくはタイムスリッパー)が、切り株の年輪の外を指さし、

「私はあそこから来た」

と言うシーンがあります。

こういう表現が素敵っすよね!!

ここで、

「私は3000年後の未来から来た」

と言ったら、

「あ、まじすか、はぁ」

ってなっちゃいます。

細かな演出のこだわりのほうが、それっぽくモンタージュするより、
より効果的だと思います。

ただいまジョリー

最後に、上にも挙げた、
『殻』へ乗り込むシーン、『殻』の中での丸腰アピールシーン、そして謎の生命体とのガチ対峙シーン
は、見応えたっぷりの映画体験でしたので、
是非是非、東宝ジョリー派の皆様にもオススメ致します。

ただ、『時』に関して興味ある方は、『東宝ジョリー』に足を運ぶ方が、
『殻』の中より、より深くて濃い『時』の揺らぎを体験できると思いますよ!

それでは!

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